高知大学は、平成22年4月12日、「環境省の進める子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のユニットセンターに認定されました。
はじめに
こうちエコチル調査のホームページへようこそ!
~未来の子ども達のために、今、私たちができること~
 環境省の子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)も、最初の3年間のリクルート期間が終了し、全国で10万人を超えるお母さん、お子さんたちが登録されました。調査はようやくスタートラインに立ったところで、これからが本番です。
 これまで多くの調査では、既にアレルギー疾患などの病気が診断されたお子さんたちを対象にして、様々な要因をさかのぼって調べ、因果関係を検討しようという研究がほとんどでした。今回エコチル調査では、10万人のお母さんとお子さん(お父さんが参加してくださっている場合はお父さん)の情報を頂いて、そこから13年間追跡調査をし、どういう特徴のある人たちに病気が診断されることが多いのかを見いだそうとしています。また、妊婦さんの情報というのも、これまではあまり調査されていませんでした。喫煙や飲酒といった情報さえも、妊婦さんという視点では調べられてはいなかったのです。こうした新しい情報が次々と集まってきています。
 エコチル調査の一番のテーマである「子どもの健康と環境」の関係は、これから13年間の皆さんのご協力を頂いた後に初めて明らかになってきます。それを待っているだけではなく、今までに頂いた情報から少しずつ子どもの健康に関係する要因を見いだそうと、エコチル調査高知ユニットセンターのある高知大学でも、環境医学、産婦人科、小児科、精神科、教育学など様々な分野の研究者たちと知恵を絞って研究しているところです。
 エコチル調査は世界で3番目の大規模出生コホート調査ですが、この大きな調査も参加者一人一人のご協力がなければ、実現しませんでした。「子どもの健康と環境」の関係解明には、引き続いての皆様のご協力が不可欠です。エコチル調査に参加してくださっている方々をはじめ、多くの方にエコチルキッズの成長とこの調査を見守って頂けますようお願い致します。
エコチル調査高知ユニットセンター長
菅沼 成文